男女お笑いコンビ「喫茶ムーン」のプロフィールやネタの特徴、SNSで話題のエピソードまで徹底解説。阿部南斗さんとレヲンさん、それぞれの個性と魅力に迫ります。
喫茶ムーンとは?所属事務所・結成のきっかけ・プロフィール
男女お笑いコンビ「喫茶ムーン」は、吉本興業所属の若手芸人コンビです。
2019年にNSC東京校24期の同期である、阿部南斗(あべ みなと)さんとレヲン(旧芸名:ヲ)さんで結成されました。
レヲンさんは、もともと『ヲ』という芸名で活動していましたが、2023年7月に改名したので、ここからはレヲンさんで統一して紹介していきます。
2人はNSC在学中からお互いの存在を知っていましたが、当時はそれぞれ別のコンビで活動していました。
阿部南斗さんは「フラワーロック」、レヲンさんは「ペガサスとミラーボール」というコンビを組んでおり、どちらも男女コンビという共通点がありました。
それぞれのコンビが解散した後、阿部南斗さんがレヲンさんに声をかけたことがきっかけで、喫茶ムーンが誕生します。
阿部南斗さんは「男女コンビでしか出せない空気感や距離感を活かしたい」と考えており、レヲンさんの独特な雰囲気と感性に惹かれていたそうです。
コンビ名の由来と背景
「喫茶ムーン」というコンビ名は、2人の趣味や世界観を象徴する言葉を組み合わせた造語です。
レヲンさんは、純喫茶巡りとクリームソーダ収集が趣味で、Instagramにも全国各地のレトロ喫茶の写真を多数投稿しています。
一方、阿部南斗さんは「月刊ムー」などのオカルト雑誌が好きで、都市伝説や不思議な話に興味があることでも知られており、そこから「ムー」や「ムーン」といった言葉が候補に挙がりました。
「喫茶ムーン」という名前は、2人の好きなもの「喫茶店」と「月刊ムー」を組み合わせたもので、ノスタルジックで落ち着いた空気感を象徴するコンビ名です。
最初は「喫茶ムー」でしたが、周囲から「喫茶ムーン」と呼ばれることが多く、語感の良さや響きの柔らかさから、正式に「喫茶ムーン」に決定したというエピソードもあります。

「喫茶ムーン」という名前には、2人の趣味・価値観・世界観が凝縮されており、芸風ともリンクする絶妙なネーミングとなっています。
メンバープロフィール:阿部南斗さんとレヲンさんの素顔
阿部南斗(あべ みなと)さんのプロフィール
バチョフさんが撮ってくれた阿部!#こどもの日 pic.twitter.com/0yczmRYKKE
— 喫茶ムーン 阿部 (@kissamoonabe) May 5, 2025
名前 | 阿部南斗(あべ みなと) |
生年月日 | 1998年4月3日 |
血液型 | B型 |
出身地 | 秋田県 羽後町 |
身長 | 172cm |
体重 | 85kg |
特技 | エアーマッサージ/将棋(アマ2段)/早食い |
趣味 | ラブホテル巡り/サウナ/ポケモン/俳句/文房具収集/ちいかわ等 |
阿部南斗さんは、小学生時代は柔道部の部長、中学ではバスケットボール部の副キャプテンを務めており、運動神経と統率力のあるタイプだったことがわかります。
高校時代は、秋田県立湯沢高校で演劇部に所属し、部長を務めていたという経歴があります。
演劇大会にも出場しており、舞台上での表現力や構成力を高校時代から磨いていたことがうかがえます。
高校卒業後は自衛官として1年間勤務した経歴を持ち、演劇部出身という異色のバックグラウンドが魅力です。

経歴は「異色」という言葉では足りないほど多彩で、芸人としての引き出しの多さにもつながっています。
レヲンさんのプロフィール
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名前 | レヲンさん |
生年月日 | 1995年9月22日 |
血液型 | B型 |
出身地 | 富山県高岡市 |
身長 | 159cm |
体重 | 55kg |
特技 | 散歩、ラジオ体操、駄菓子爆買い |
趣味 | 喫茶店巡り、映画鑑賞、クリームソーダ収集 |
レヲンさんは、全国の純喫茶を巡り個性豊かなクリームソーダの写真をSNSに多数投稿。
クリームソーダ愛を存分に発揮しています。
中でも注目されているのが、“あなたに合ったクリームソーダを診断してくれる”という特技。
フォロワーから「最近疲れてる」「恋愛がうまくいかない」などの相談が寄せられると、それに合わせて「今日はブルーハワイ系の爽やかクリームソーダが合いそう」など、その人の気分や性格に合わせた一杯を“処方”してくれるのです。
この“クリームソーダ診断”は、単なる趣味の域を超えて、レヲンさんの感性と観察力が光るコミュニケーションツールとしても機能しています。

「その人の心に寄り添う一杯」を提案するスタイルは、まさに“喫茶セラピスト”です。
ネタの特徴と世界観:クセになるコントスタイル
喫茶ムーンのネタは主にコント形式で、独特なキャラクター設定と世界観が魅力です。
日常の中に潜む“ちょっとズレた世界”を絶妙に切り取るコントスタイルが特徴です。
阿部南斗さんの“どこか不穏で不器用なボケ”と、レヲンさんの“冷静かつ的確なツッコミ”が絶妙なバランスで絡み合い、観客をじわじわと笑いの渦に引き込みます。
代表的なネタとその魅力
- 「女子校」~女子校の教師と生徒のやりとりを描いたネタで、阿部の“妙に情緒的な教師”と、レヲンの“冷静な生徒”の対比が秀逸。観客の想像を裏切る展開がクセになります。
- 「ボールパーク」~野球場を舞台にしたコントで、阿部の“謎のテンション”とレヲンの“的確なツッコミ”が炸裂。スポーツ観戦あるあるを絶妙にデフォルメしています。
↓↓↓ YouTubeチャンネル「喫茶ムーンのコント置場」で視聴可能です。
M-1グランプリやキングオブコントへの挑戦歴
喫茶ムーンは、結成翌年の2020年から毎年M-1グランプリに出場しており、漫才にも積極的に取り組んでいるコンビです。
年度 | 出場ラウンド | 結果 | 会場 |
---|---|---|---|
2020年 | 2回戦 | 敗退 | シダックスカルチャーホール(東京) |
2021年 | 1回戦 | 敗退 | シダックスカルチャーホール(東京) |
2022年 | 1回戦 | 通過 | よしもと幕張イオンモール劇場(千葉) |
2回戦 | 敗退 | 雷5656会館ときわホール(東京) | |
2024年 | 1回戦 | 通過 | シダックスカルチャーホール(東京) |
2回戦 | 敗退 | 雷5656会館ときわホール(東京) |
2020年と2022年、2024年は2回戦まで進出しており、漫才の実力も着実に評価されています。
ネタのスタイルはコント寄りですが、M-1では“会話劇的な漫才”を披露しており、独特の間と空気感が印象的です。
キングオブコントについては、公式サイトでの詳細な記録は確認できませんが、2020年・2022年にエントリーし、2回戦まで進出したという情報が複数のインタビューやSNSで語られています。
賞レースでの大きなブレイクはまだですが、毎年着実に挑戦を重ねている姿勢がファンや業界関係者からも注目されています。
また、劇場出演やテレビ出演を通じて着実にファンを増やしていて、特に2023年の『おもしろ荘』出演以降は、知名度・実力ともにステップアップ中。
今後のM-1やキングオブコントでの躍進が期待されます。
まとめ
喫茶ムーンは、男女コンビならではのバランスと個性が光る若手芸人です。
阿部南斗さんのユニークな経歴と、レヲンさんのレトロ喫茶愛という異色の組み合わせが、唯一無二の世界観を生み出しています。
今後の賞レースやテレビ出演を通じて、さらなるブレイクが期待される注目コンビです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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