「細かすぎて伝わらないモノマネ」2023年優勝のハギノリザードマン。本名、年齢、経歴から500本のネタ、新コンビ「ベルナルド」結成まで徹底解説。人気ネタTOP5も紹介。
ハギノリザードマンとは?基本プロフィールを紹介
ハギノリザードマンの基本プロフィール
ハギノリザードマンは岡山県出身のピン芸人で、1984年4月15日生まれの40歳(2025年時点)です。
身長178cm、体重86kgと体格に恵まれた外見も特徴的です。
本名については複数の情報がありますが、正式には公表されていません。
芸名の「ハギノリザードマン」は独特のインパクトがあり、一度聞いたら忘れられない個性的な名前となっています。
趣味・特技はコスプレ衣装制作
趣味はマンガとお酒ですが、最大の特技はコスプレ衣装制作です。
ただし制作費用は300円程度と非常に低予算で、限られた資材を工夫して活用するスタイルが特徴です。
この衣装制作の技術は、自身のネタだけでなく芸人仲間にも提供されています。
2023年の「女芸人No.1決定戦 THE W」では、あぁ~しらきさんが使用した特注のドラムスティックを制作したことでも話題になりました。
ハギノリザードマンの芸人経歴|コンビ結成から現在まで
デビュー時代「三日坊主」での活動
ハギノリザードマンは芸人デビュー当初、1期上の先輩とコンビ「三日坊主」を結成しました。
約6年間活動を続けましたが、その後解散となります。
この時期は芸人としての基礎を築く重要な期間となり、コンビ活動を通じて舞台経験を積み重ねていきました。
吉本興業からサンミュージックへ|「ローズヒップファニーファニー」時代
2011年、ナゲット村井さんと新コンビ「ローズヒップファニーファニー」を結成します。
2013年には吉本興業を退社し、サンミュージックへ移籍という大きな転機を迎えました。
しかし2021年に「ローズヒップファニーファニー」は解散。
相方は芸能界を退社しましたが、ハギノリザードマンはピン芸人として活動を継続する道を選びます。
ピン芸人時代の挑戦と飛躍
コンビ解散後、ピン芸人として活動を始めたハギノリザードマンは、持ち前の独創性を活かしたショートネタで注目を集めるようになります。
約500本ものネタを持つという圧倒的なストック数は、ピン芸人として生き残るための努力の結晶といえるでしょう。
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新コンビ「ベルナルド」結成の経緯と今後の展望
野菜-1グランプリ2024での優勝
2024年8月、小島よしおさん主催の『野菜-1グランプリ2024』に、スーパーニュウニュウの大将さんとユニット「ベルナルド」で出場し、見事優勝を果たします。
この優勝が新たな可能性を開くきっかけとなりました。
しかし、スーパーニュウニュウの大将さんの相方の事情により、2024年10月にユニットは一度解散となりました。
2025年に正式コンビとして再結成
2025年1月、ハギノリザードマンはサンミュージックを退社すると同時に、「ベルナルド」として正式にコンビを結成し、新たなスタートを切りました。
コンビ結成と解散、事務所の退社と移籍を繰り返してきた波乱の芸人人生ですが、40歳という年齢で新たな挑戦に踏み出す姿勢は多くのファンに勇気を与えています。
「細かすぎて伝わらないモノマネ」優勝までの道のり
番組概要と出場の軌跡
『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』は、日常の些細な瞬間や物体の動きを細密に再現する独特のモノマネ番組です。
ハギノリザードマンにとって、この番組は自身の芸風を最大限に発揮できる舞台でした。
2019年に最終オーディションで落選してから、彼は諦めることなく挑戦を続けます。
2020年に初出演を果たし、2021年には第3位、2022年には準優勝と着実に順位を上げていきました。
2023年ついに念願の優勝を達成
2023年、ファイナリストとして出場したハギノリザードマンは、ついに念願の優勝を手にします。
出場した4本のネタはいずれも高い完成度を誇りました。
披露したネタ一覧:
- 女性に声をかける前に地面に吹き矢を放つ人
- お風呂に入った後、絆創膏がなかなか剥がれない人差し指
- ずっとかばんの中に放置されていた飴
- 話を聞いていないようでちゃんと聞いている人
優勝の瞬間、ハギノリザードマンは「うお~!!!ついに優勝できました!」と喜びを爆発させ、長年の努力が報われた瞬間でした。
優勝ネタの見どころ徹底解説
人差し指に巻かれた絆創膏のネタは、坊主頭を活かした傑作です。
自分の頭部を人差し指の第一関節に見立て、顔面全体に巻かれた自作の絆創膏がまさに「お風呂上がりの濡れた絆創膏」そのもの。
なかなか剥がれずイライラする様子、最後に力ずくで引き剥がす瞬間まで、誰もが経験したことのある日常の一コマを完璧に再現しています。
かばんの中に放置された飴のネタも秀逸です。
顔全体を飴袋に入れ、袋を破って取り出そうとしても飴が袋にくっついて出てこない様子を表現。
反対側から開けようとすると予想外の方向に裂けてしまう展開まで、細部へのこだわりが光ります。
ハギノリザードマン人気ネタTOP5ランキング
ハギノリザードマンは約500本のネタを持つと言われています。
その中から特に人気の高いネタを厳選して紹介します。
第5位:子供が遊んだ後のウルトラマン人形
両腕を上げた状態で背中から倒れていくウルトラマン人形を演じるネタです。
倒れた瞬間、足の裏には子供の名前が書かれているという細部まで再現されています。
おもちゃに名前を書く日本の文化を知る人なら誰もが「あるある!」と共感できる、日常的な視点が光る作品です。
第4位:机の上で着信中のiPhone
手作りの巨大なiPhone画面の中央に顔をはめ込み、着信画面を再現したネタです。
上部には「お母さん着信」の文字、下部には赤と緑のアイコンが表示されています。
iPhoneの着信音を声で表現し、一定間隔でバイブレーション音「ブル~」とともに机の上で向きを変える様子を演じます。
最後にはバイブで机から転落するところまで表現する徹底ぶりです。
第3位:風の強い日の玄関先の自転車
手作りの自転車前輪と全身を使って自転車を表現し、全体がシートで覆われた状態を再現します。
横からの撮影アングルでは、本物の自転車のシルエットがしっかり見えます。
強風が吹き始めるとシートがパサパサと揺れ、やがて自転車が倒れます。
倒れた後も強風でシートがパシャパシャと揺れ続ける細かい演技が見どころです。
第2位:限界まで鉄棒にぶら下がった人
両手を真上に挙げて鉄棒にぶら下がった状態を表現するネタです。
足元に置かれたアラームが鳴り、鉄棒から降りてアラームを止めようとします。
しかし限界まで腕を使っていたため筋肉がぶるぶる震えてしまい、アラームに手が届かず飛んでいってしまうという展開。
運動後の筋肉の震えは誰もが経験する現象で、強い共感を呼ぶネタです。
第1位:ゴキブリに動じない22歳カリフォルニア人
音楽にノリノリの22歳カリフォルニア人という設定で、ゴキブリを発見しても音楽を口ずさみながら軽く足で踏みつぶします。
そして踏みつぶしたゴキブリを「フォ~!」と叫びながら、サッカーボールのように遠くへ蹴り飛ばすという予想外の展開。
日本人とは異なる陽気な反応が笑いを誘う、代表的なネタの一つです。
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📌まとめ|ハギノリザードマンの魅力と今後の展望
ハギノリザードマンは、日常の些細な瞬間を独自の視点で切り取り、笑いに変える天才です。
坊主頭を活かした個性的なビジュアルと、低予算で高クオリティな衣装を作る技術力、そして500本のネタという圧倒的なストック。
コンビ結成と解散、事務所移籍という波乱を経験しながらも、常に前を向いて挑戦し続ける姿勢は多くの人に勇気を与えています。
R-1グランプリでの活躍、新コンビ「ベルナルド」としての今後の展開に、ますます期待が高まります。
これからもハギノリザードマンの活躍から目が離せません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。








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