さや香の2022年M-1グランプリ決勝ネタ『男女の友情』やM-1ファンの間では伝説のネタとして語り継がれる「からあげ4」のエピソードを紹介しています!
お笑い芸人さや香のプロフィールを紹介!!
人気も実力も出てきましたお笑い芸人の『さや香』の出身地や高校時代のエピソード、現在所属している事務所等を紹介します!
さや香の出身地や出身校はどこ?
『さや香』は、大阪市出身の新山士彦さんと、東大阪市出身の石井誠一さんが2014年に結成したお笑いコンビで、共にNSC大阪校の34期生で吉本興業大阪本社に所属しています。
新山さんの立ち位置は左側で、ネタ作り担当のツッコミです。
新山さんは大阪府立高津高等学校を卒業していますが、この学校の偏差値はなんと71 ( ̄□ ̄|||)
難関とされる大学へ多数の生徒が合格している実績があります!
一方、相方の石井さんの立ち位置は右側で、ボケ担当です。
石井さんは大阪府にあり中高一貫校を卒業していますが、高校時代は漫才をする生徒が何組もして、その中で勝ち抜いて保護者会で披露した経験があります!
大学に進学して、公務員かお笑いの道に進むかを悩んだが、高校時代に漫才をしてウケた経験から漫才の道を目指しました!
もし、高校時代にした漫才がウケなかったら、お笑いの道はなかったのかも知れませんね・・・
仮に筆者が同じ経験をして、公務員とお笑い芸人のどちらを目指すかと考えたら、お笑い芸人に進む勇気はなかったかと思います^_^;
ツッコミとボケが逆転!コンビ結成の秘話!
2人がコンビを組む前は、新山さんは相方を3回変えていて、石井さんは1回相方を変えています。
新山さんは相方と解散した時、ツッコミからボケへ転向する事を決めます!
そこで、ボケをしていた石井さんをみて、ツッコミも出来そうだと思いコンビを組もうと声をかけたのです!!
石井さんはツッコミへの転向を考えていたので快諾してコンビが結成されました!!
新山さん | ツッコミ | ➡ | ボケ | 石井さんを誘う | さや香結成! |
石井さん | ボケ | ➡ | ツッコミ | 快諾する | さや香結成! |
相方が変わりツッコミがボケに転向し、ボケがツッコミに転向し、その2人がコンビとなる!!
こんな事ってあるんですね!?
相方との解散のタイミングや、担当を転向したいと考えたタイミング等、さや香と言うコンビを組むレールが敷かれていたかのうようなコンビ結成までの流れですね!
さや香が2022年M-1グランプリ決勝で見せたネタ『男女の友情』!
さや香は2022年のM-1グランプリの決勝で『男女の友情』を言うネタを披露しました。
さや香は舞台奥の階段から降りてきて、最初の挨拶で新山さんが・・・『どうもさや香です。よ、お願いしますー・・・すいません』と噛んでしまいました( ̄▽ ̄;)
挨拶に会場の拍手が収まりそうな場面で、石井さんが『男女の友情と言う物は絶対に成立するんですよ』と絶妙なタイミングでネタに入って行きます!
この場面、サクッと流してしましそうですが、筆者としては冒頭で噛んでしまった挨拶の空気をガラッと変えて漫才へ引き込んでいく素晴らしい空気の作り方だと感じました^^
そして、ネタへ入って行きます・・・
- 石井さん・・・人としてのリスペクトがあれば、男女の友情は簡単に気付けるんです!
- 新山さん・・・セミナーですか?男女の関係みたいなそういうのは1回も無いと?
- 石井さん・・・大人の関係みたいなことは1回あるけど、どれだけ
- 新山さん・・・ちょちょちょちょちょ!ちょっと待って!ちょっと待って!
このやり取りで会場から笑いが生まれます。
先程の噛んだ場面はもう観客の頭から消えているはずです。
筆者は『男女の友情』は絶対にない派です(-_-;)
筆者が経験した事ですが、中学校から仲の良かった親友とも言える先輩が、県外の大学に進学し2年が経過しようとしていた頃でした。
地元に残った私と仲の良かった異性の人(私と同級生で先輩も良く知っている人)と一緒に、ホームシックな先輩を喜ばそうと先輩の所に突然、ドッキリで遊びに行きました。
先輩はめちゃくちゃ喜んでくれて、良かったと心から思っていましたが、その夜、先輩はあろうことか私の仲の良い異性の人に手を出したのです。。。そんな苦い経験があるから『男女の友情』は絶対にないと思っています。
あの時は辛かったですが、今は全ての人がそうではないと思えるようになりました。
今では条件付き(その人の考え方や価値観など)で『男女の友情』は成立するかもとまで思えられる様になりました・・・
私の経験はさておき・・・
話を戻して、石井さんが大人の関係みたいなことは1回あるけど・・・の言葉で誰もが大人の男女の関係があったのだと思っていたと思いますが、実は振り返った時に口と口が当たってしまって、キスしてしまったんだと言う内容です(^_^;)
この事に対して、新山さんが『どこが大人の関係やねん!』とナイスなツッコミです。
『キスなんて誰とでもするやろ!』をきっかけに、『好きな人だけちゃう!キスっていうのはその場の流れとかお酒のノリで誰とでもできんねん!』とここから新山さんが壊れていきます(^_^;)
このくだりも、さや香らしい展開でボケとツッコミが逆転していきそうな場面ですね。
これこそ!さや香にしか出せない味であり、真似出来ないネタですね!!
最高のネタでした!!
さや香の伝説のネタとして語り継がれる「からあげ4」
2021年の敗者復活戦で披露したネタが『からあげ4』ですがこれは伝説ですね。。。
ネタは、居酒屋で『からあげ』を注文して付いてくるレモンを勝手にかける人がいるとの入りです。
この状況は殆どの人が経験があり、ここからどんな展開になって行くのだろうと期待が膨らみます^^
しかし・・・開始50秒あたりから『からあげ』の連呼が始まります(-_-;)
- 新山さん・・・からあげ!からあげ!ひらがなで4やから!5か?3か?4や!
- 石井さん・・・からあげだから4や、わかってるよ、どういう事?
ここから、からあげ4を絶対に譲らない新山さんが『からあげ4』を連呼!
そこから、お互いに狂った様に『からあげ4』を連呼!
会場は異質な空気になり、ネタが終わるまで笑いと困惑が入り混じった空気が流れてしまいました。
筆者的にはある意味、勝負に来たなと感じました!
ネタ的には万人うけではなく、コアな層を掴みに行くスタイルで会場の空気からもわかるように笑いの渦は起きていませんね。
さや香の四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)に次ぐ五則目『見せ算』とは?
『見せ算』とはM-1グランプリ2023の決勝戦の最終決戦でさや香が披露したネタです!
聞きなれない見せ算とは、足し算・引き算・掛け算・割り算の「四則演算」に加え五則目の演算です。
数字と数字を見せ合わせてどう思うかと言う、感情を入れた計算です。
なかなか斬新で誰も考え付かないです^^
その見せ算のルールを見てみましょう・・・
- 同じ数字を『見せ』した場合の『眼(答え)』はゼロ!になる
- 小さい数字と大きい数字では、小さい数字が怖がり逃げるので大きい数字が眼になる
- 『6見せ9』の眼は6と9が似ていてお互いに近づいてきて『11になる』
- 『2見せ5』の眼は『1.1』になる
⇒デジタル数字で見た時に2と5は何気なく似ているのでお互いが近づいてきたけど、近づくと全然違う事に気づき5が持っている携帯を落としてしまいそれが小数点になる - ⑤『1見せ100』の眼は83になる
⇒1は100に突っ込んで行き、17を倒して83になる
はっきり表現すると特に5番の17を倒してと言う部分は、予想もつかないですし誰もがルールブックになれるような話ですね( ̄▽ ̄;)
学生であれば学校の昼休みや放課後、大人であれば飲み会などで『見せ算』をすると話が広がったり面白い方向に話が進んだりとかなり盛り上がるかも知れません(^_^;)
このネタが披露された2023年のM-1グランプリでは最終決戦の3組は、令和ロマン、ヤーレンズ、さた香の3組の三つ巴となりました。
そして結果は・・・
- 1位 令和ロマン・・・4票
- 2位 ヤーレンズ・・・3票
- 3位 さや香 ・・・0表
この見せ算は、審査員に人気がなかったようです( ̄▽ ̄;)
なぜ、さや香は1票も獲得出来ずに負けてしまったのかを筆者の個人的な意見で筆者なりに分析してみました。
- 五則目の新しい演算を作った事は斬新で注目出来る
- 細かいルールがあり単純ではない(通常の考えでは答えが予想出来ない)
- 漫才の4分の中で初めて聞いた事のルールを理解し、自分なりに受け止めるまでの時間が短か過ぎた
- 万人うけのネタではなかった
- 最後の『1見せ100』でルールが全て理解できずにモヤモヤして終わった
(全てのルールが理解出来ないまま漫才が終わった)
さや香は自分たちのスタイル、持ち味をぶつけてくるコンビなので、これこそ『さや香らしさ』です!
うけるか、うけないかよりも、自分達がこのネタで勝負したい!このネタを聞いて欲しいと言う『真剣で真っすぐな気持ち』で取り組んでいる姿だと思います。
だからこそ、先程紹介した『からあげ4』のように、熱く熱く『からあげ』を狂ったように連呼する漫才が出来るのだと思います。
そんな、真剣で真っすぐなさや香をこれからも応援して行きましょう!^^
最後まで読んで頂き有難うございました。
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